◆◇◆ 自己紹介 ◆◇◆


 ”夢追い人”・神保経彦です。どんな夢を?と聞かれても、夢は密かに見るもの、そしてはかなく消えるものですから、ちょっと答えに窮します。いづれにしろ、サラリーマン生活を終えた私は、いま年金と夢を食って生きています。さりとて格別、人を食った人間ではありません。長年夢見ていたイタリアを訪れ、田舎の方を徘徊し、気が向けばスケッチに励む、というのが目下私の最大の生き甲斐です。スケッチといっても文字通り、旅先の印象を後々の思い出のために描き写してきただけのもので、せいぜい親しい方々にだけお見せするものでした。偶々久保田社長にお見せしたところ、あれよ、あれよという間にこのホームページにギャラリーができ、”夢追い人” を自認する私も、ひと月前までは夢にも思わなかった展開になりました。未完成なスケッチですが、今更手を加えると第一印象のイメージが崩れますので、ナマのままを恥を忍んでご紹介させていただくことに致します。 ”嬉し恥ずかし”。。。。乙女心のような今の心境です。(1998.2)

<ギャラリー開局にあたり  神保経彦>

 

◆◇◆ 作者ご紹介 ◆◇◆

自称[虹を握む男]神保経彦さん(1934年生れ)
 ダニイ・ケイ主演の古いアメリカ映画に「虹を握む男」というのがありましたが、さしずめ、あの夢ばかり追いかける主人公の心境でありましょうか、と語る神保さんは、大手外資系会社を退職後、毎年1、2ヶ月かけてスケッチブック片手にイタリアの田舎を独り歩く人生を謳歌、最近では奥様とお二人でお出かけとなり、「行動が束縛されて困る」とにっこり照れ笑いされながら 充実してお幸せそうです。 KITギャラリーから数点を選び、毎年KIT研カレンダーも製作させていただいており、創業以来 強力なご支援をいただいております。 一昨年秋 横浜で開催の個展も大好評、出版社からの誘いや譲って欲しいとの申し出も多い中、大好きな愛着ある場所、真心こめて描いた思い出を大切にしたいだけ、と控えめに微笑まれます。 再度個展をとの要望も多いので、そのうちそんなお知らせが届くかも、、、?(2007.10)